1500年代には
コーチングの「コーチ」という言葉の歴史は古く、 実は1500年代にはもう登場していました。
もともとコーチとは馬車を意味し、「大切な人が行きたいところまで、 きちんと送り届ける」という、サポート的な意味がその中に含まれていたのです。
これが転じて、今の一般的な「コーチ」の言葉の解釈につながっていると言われています。
受験勉強のためのそして、今と同じような意味でコーチという言葉が使われるようになったのは、 1800年を過ぎてからです。
1840年代には、イギリスのオックスフォード大学で、 受験勉強のための個人指導者をコーチと呼んでいました。
そしてスポーツの分野でも、1880年代には、 ボートの競技指導者をコーチと呼ぶようになっています。
マネジメント分野でここからさらに、コーチングという言葉が幅広く使われるようになっていったのは 1900年を過ぎてからで、1950年代にはマネジメント分野においても コーチングという言葉が使われ始めました。
さらに1980年代にはコーチングに関する出版物が登場し、 コーチングという言葉は大きな広がりを見せました。
日本ではと、ここまで「コーチングという言葉が生まれ、 広まっていった歴史とその背景」についてご説明しましたが、 実はここまでは全部外国の話。
日本でもコーチングという言葉が使われるようになったのは、もっと先のことになります。
企業の研修で日本にコーチングという概念が入ってきたきっかけは、 1997年に日本で開始された、 コーチ育成のための「コーチ・トレーニング・プログラム(CTP)」です。
このトレーニングプログラムを経て、 1999年ごろから日本の企業でも研修でコーチングが導入され始めたのをきっかけに、 コーチングという概念が日本の中に広まっていったというわけです。
